オートロックは当たり前
学生の生活をサポートする施設に学生マンションがあります。
学生マンションでは、入居者はもちろん学生に限定されており、社会人になる前の自立した生活を応援している設備です。とりわけ、親元を離れて入居する学生に安定した生活が送れるよう防犯対策には積極的に力を入れています。
そのため、オートロック式のドアをはじめ、24時間体制でマンションに常駐する管理人の存在や食事つきのサービスなど、あらゆる面で学生の暮らしをサポートしています。日本国内のみならず海外からの留学生も多く、日本の私立大学として名高い早稲田大学では、学生マンションの設備体制に力を入れていて、キャンパス付近にもたくさんの物件が立ち並んでおり、より多くの学生を受け入れようという姿勢が見られます。
学生マンションは設備がしっかりしているだけでなく、社会にでて必要になるコミュニケーションを養う環境も整っています。年の近い層が集まる一方、先輩や後輩といった繋がりもできてくるでしょう。敬語の使い方やコミュニケーションのコツを掴んでおくことで、就職先で活かすことも可能です。
一般的な学生マンションだけではなく、女性専用の学生マンションも建設されているため、娘の1人暮らしに心配する保護者も納得して1人暮らしを応援できるでしょう。女性専用の学生マンションでは、高水準のセキュリティ設備を導入や充実警備会社との契約、女性の目線に立って考えられたマンションです。
進化を続けるマンションのセキュリティ
学生マンションは、設備や機能面が充実していることがうかがえると思います。
それだけでなく、現在は、「静脈認証」とよばれる機能を導入。静脈は動脈と異なり、皮膚に近い位置に血管が集まっているため、赤外線での読み取りがしやすいことから、静脈認証が採用されています。事前に登録しておいた自身の静脈を機械に認識させておき、非接触型の静脈認証センサーに手のひらをかざすことで、情報の一致と共にドアが開くというもの。防犯システムも日々進化していますね。
この静脈認証システムは、以前から金融機関では導入されており、個人のデータを機械が読み取って窓口との取引ができるため、銀行を利用する57%以上の人は防犯対策として適当な設備に静脈認証を期待しています。
金融機関の以外にも、オフィスのドアを開く際に非接触型の静脈認証センサーを利用するところも増えてきています。専用のICカードを使用して、ドアの開閉をしているところみたという人は多いのではないでしょうか。このようなシステムが、学生マンションにも導入されてきているため、今後ますますセキュリティの向上が期待できます。
学生マンションの建設数は、まだまだ少ないのが現状ですが、入居率は一定の評判があります。事前予約がなければ入居できないところもあるほど、学生に人気のある物件の1つです。
学生にピッタリの物件ですので、1人暮らしを考える学生やその保護者が物件を探す場合、学生マンションの入居を視野に入れるのも良いでしょう。